ぼたん鍋
鍋料理の食材はほとんど決まっておらず、いろんな肉、魚、野菜が鍋料理に使用されています。
ちょっと変り種のお肉として有名なものといえば、イノシシですね。
このイノシシを食材に使用した鍋料理を「ぼたん鍋」といいます。
イノシシの肉というと、普段一般家庭ではほとんど食べませんね。
しかし、このイノシシは昔から全世界でよく食されていた獣肉です。
その為、ぼたん鍋は、全国各地で見られる鍋料理となっています。
ちなみに、この「ぼたん」という名称は、猪肉を薄切りにして皿の上に盛り付けると、牡丹の花のように見えるというところから付けられているそうです。
ぼたん鍋に使用する食材は、猪肉、大根、ゴボウ、きのこ全般、セリ、こんにゃく、にんじん、レンコンなどです。
白菜や葱を入れることもあります。
味付けは、かつおや昆布でダシを取り、そこに合わせ味噌を入れるというパターンが多いようです。
江戸風のぼたん鍋の場合は、すき焼きのようにしょうゆと砂糖を使って割り下を作り、そこに八丁味噌を加えるという味付けになります。
かなり濃い味付けが特徴的ですね。
ただ、こういった味付けも全国各地で結構バラバラだったりします。
これはメジャーどころの鍋料理に共通する点ですね。
野生の猪の肉は、鴨肉以上にクセのある匂いがある事が多いので、代わりにイノブタの肉を使用することが家庭では多いようです。
その一方、脂身は野生の猪の方が美味で、クセもないと言われています。