おでん
鍋料理の中には、「これを鍋料理に分類していいの?」というメニューもあります。
その筆頭に挙げられるのが、「おでん」ではないでしょうか。
おでんというと、煮物という印象が強いですし、また居酒屋やコンビニで見られる、土鍋などとは全く違うおでん用の鍋を使ってぐつぐつ煮ている風景が印象深いので、あまり他の鍋料理と同類という感じではないという感覚の人が多いのではないでしょうか。
実際にはおでんは立派な鍋料理ですが、居酒屋、コンビニの専用鍋の形状が特殊な事、また「おでん」という固有の料理であるという印象が強い事から、あまりそう思えないというのは、致し方ないことかもしれませんね。
ただ、家でおでんを作って食べる場合は、土鍋で作ってその場で煮ながら食べるのが一番おいしい食べ方と言えます。
家庭用の料理としておでんを捉えた場合は、鍋料理の印象が結構深いのではないでしょうか。
そんなおでんの具といえば、全国的に共通しているのが大根、煮卵、こんにゃく、がんもどき、昆布、厚揚げ、練り物全般、もち入りの巾着、牛すじといったところでしょう。
練り物はちくわ、はんぺん、さつま揚げが中心ですね。
最近では、コンビニが様々な若者へのアピールの為の食材として、ウインナー、シューマイ巻き、餃子巻きなどを食材として使用しており、これらが家庭でも結構おでん種として利用されているようです。
このおでんは、関東関西、その他の地域において味付けがかなり異なる点もポイントです。
それぞれの地域の特色がよく出ている料理という意味では、全国的な鍋料理と言えるのではないでしょうか。