かき鍋(土手鍋)
食材がフィーチャーされる鍋料理の中にあって、「かき鍋」はかなり広い地域で親しまれている鍋料理です。
かき鍋は、「土手鍋」という呼ばれ方をする場合もあります。
土手鍋は基本的に牡蠣を使用する鍋料理で、広島の郷土料理となっています。
「牡蠣の土手鍋」という呼ばれ方をする事もあり、大抵の場合はかき鍋というと土手鍋の事を指します。
牡蠣は非常に栄養価が高く、「海のミルク」とも呼ばれており、味も非常に濃く、美味しいとされている事から、たくさんの調理方法が生み出されています。
生で食べる事を好む人も多いですね。
しかしその一方、食中毒を起こしやすい、いわゆる「あたり」の多い食材でもあります。
基本的には市販されている牡蠣は紫外線殺菌されているのですが、貝毒によってあたる人もいる為、生で食べる場合は危険です。
ただ、牡蠣だけが貝の中で危険というわけでなく、基本的には二枚貝は生で食べればどんな貝でも危険です。
かき鍋は、そういった危険を最大限回避できる料理法としても知られています。
かき鍋は、基本としては牡蠣、豆腐、長ネギ、セリなどを食材とします。
味噌で味付けをするので、味噌に合う食材が多くなります。
土手鍋は、通常鍋の周りに味噌を塗りつけ、その味噌をつけて食べる風習があります。
広島の郷土料理店などで土手鍋を頼むと、大体こういったスタイルで出されてきます。
ただ、牡蠣を食材とする鍋料理を家庭で作るというだけなら、そこまでする必要はありません。
赤みそと白みそを合わせて、酒、みりん、生姜などを使って味を調えましょう。
牡蠣のダシが出て、とても美味しくなります。