関東地方のご当地鍋
東京を中心とした関東では、たくさんの郷土料理が存在しており、特に江戸時代に江戸で作られた料理は、今でも多くのお店で当時の味を再現しています。
鍋料理においても、やはり関東のご当地鍋となると東京が中心ですね。
「柳川鍋」はその典型です。
また、「さくら鍋」も東京の浅草で出されるご当地の鍋料理です。
さくら鍋は馬の肉を使った鍋で、すき焼き風にして食べる場合と、味噌で味を調える場合とがあります。
馬肉は、刺身にして食べるケースが多いのですが、東京では鍋にして食べるのが一般的です。
とはいえ、東京発の料理は大抵他の地方にも流れるので、関東ならではの鍋料理となると、東京以外の方が多いかもしれません。
茨城のあんこう鍋や、栃木のぬっぺ汁などは、まさにご当地鍋といった感じですね。
ぬっぺ汁は、ダシに長イモを入れるかなり特徴的な料理で、長ネギ、豆腐、鶏肉等を入れ、卵でとじます。
ただ、ぬっぺ汁の場合は、豚汁に近い形で、味噌汁の一種として扱われる事も多いので、鍋料理のカテゴリーかどうかは微妙です。
呼び方も、ぬっぺい汁、のっぺ汁、のっぺい汁と、地域によって異なります。
関東の食というと、横浜が非常に大きな勢力を誇っていますが、横浜のご当地鍋というのはあまり聞き及びませんね。
横浜と言えば中華街ですが、中華で鍋料理というのはほとんどないので、ある意味当然なのかもしれません。
ご当地鍋を食べたい場合は、東京の方が店の数もメニューも多いのではないかと思われます。